
母性看護学実習ってどんな事するの?



妊婦さんや新生児との関わりって難しそうだな



男子学生が母性看護学実習で気をつける事ってあるかな?



母性看護実習では私たちと年齢の近い母親や、妊婦さんを担当する事があるから、関わり方など悩みがちですよね。
今回は私が実際に母性看護学実習で経験した事や学んだ事、アドバイス等をお話していきたいと思います。
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この記事で分かる事
・母性看護学とは何か
・母性看護実習での経験・学び・アドバイス
母性看護学とは


母性看護学では、周産期における母子の看護から、思春期・更年期などの女性ならではの疾患や悩みに対する看護を学びます。
看護学生の実習では、周産期にあたる母子のを受け持つ事が多いです。
経過の観察や、沐浴等の看護実践を家族と共に行います。
母性看護学が他の実習と異なる点
・受け持ちの対象が母親と新生児(胎児)の2人分になる。
→観察や記録も2人分
・受け持ち患者に疾患や合併症がない限り、健康レベルが高い方が多い。
→看護行為は少なめで、経過の観察や、母親・父親への育児指導が中心に行う。
・受け持ちの対象が女性限定のため、男性学生は処置や出産に立ち会えない場合がある。
→私の学校では、男子学生は必ず女子学生とペアで実習を行っていました。
母性看護学実習で経験した事
私が看護学実習で経験した事をお話しします。
難聴の母親との関わり
私の担当した方は難聴を患っている母親でした。
情報収集のため、コミュニケーションをとろうとしても、中々会話が続きません。
そこで筆談で会話を進めることにしました。
少しずつ距離が縮まったかなと思った時、母親はある悩みを打ち明けてくれました。
それは、自宅に赤ちゃんと帰った時に、泣き声に気づかなかったらどうしよう。
何かあっても直ぐに駆けつけられないかもしれない。
といった内容でした。
看護師さんと相談し、家族を交えて退院後の生活をイメージしたカンファレンスを開きました。
赤ちゃんの異変を感知してセンサーやバイブで知らせてくれる機械もあるらしく、それらを取り入れながら、家族で協力しよう。という事になりました。



退院後も母親と子供が安心して暮らせるように入院中からサポートするのも看護師の役割の1つだね!
気分転換に足浴とハンドマッサージ
妊婦さんや褥婦さんは出産や子育てに対する不安でいっぱいです。
張り詰めたような空気になっている事もあります。
少しでも癒しになればと思い、足浴とハンドマッサージを行いました。
とても喜んで頂き嬉しかったのを覚えています。
母性看護学実習での学び
母性看護学実習では、女性の妊娠から出産までの経過や、出産後の退行性変化(性器の復古)や進行性変化(授乳の分泌など)を学ぶことが出来ました。
また、無事に出産を終えても、乳腺炎や産塾熱、子宮復古不全、静脈血栓症など沢山のリスクがある事を改めて学ぶことが出来ました。
母親の心理面でも、子育てに対する不安や思いを実際に聞くことで、心理的サポートが大切なのだと感じました。
母性看護学実習の当日までに行った事
母性看護学実習の当日までにやった事をお話ししますね
正常な経過をまとめておく
妊娠から出産までの経過や、出産後の体の変化についてまとめておきました。
実際に関わっていく中で、自分がまとめたものと異なる点があれば、すぐ助産師さんに報告する事が出来ます。
新生児の沐浴や、検温等の手技を確認しておく
母性看護学実習では母親との関わりだけでなく、新生児の沐浴や検温も経験します。
成人とは数値も手技も異なる物が多いため、しっかり確認しておきましょう。
母性看護学実習のワンポイントアドバイス


母性看護学実習でアドバイスしたいことを話しますね。
男子学生も新生児と関わりがあるよ!
男子学生は母親の授乳や処置には立ち会えない事が多いです。
何をしに実習に行くんだと言う声も上がっていました。
しかし…新生児との関わりがあるんです!
可愛い可愛い赤ちゃんの沐浴や検温等、ちゃんと実習らしいこともありますよ!
帝王切開や会陰裂傷についてもまとめておく
自分の受け持ちの妊婦さんが、正常な経過を辿り、自然分娩を行うことになったとしても、安心は出来ません。
出産中に会陰裂傷を起こしたり、緊急で帝王切開になる場合もあります。
いざという時に困らない為にも、事前に調べておく事をオススメします。
母性看護学実習の経験・学びまとめ


今回は母性看護学実習について、私が経験した事や学んだ事、アドバイスしたい事をお話しました。
年齢の近い女性を受け持つって難しいですね。



少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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